トライ時の確認事項

1.金型取付の確認

No 確 認 項 目 確 認 事 項
1-1 バルブPL面の確認 バルブPL面が金型のPL面より、凸0.03~0.04
1-2 分流子のスリーブの当たり 良好の事

2.鋳造前の確認

No 確 認 項 目 確 認 事 項
2-1 離型剤スプレーの場所及び時間 固定側のピストン部とバルブ部に1sec以上確実に塗布している
2-2 真空吸引ライン 確実にホースが接続されている事
2-3 バルブ保護エアーライン バルブ保護エアー供給用チューブが接続され、低速・高速時にエアーが供給できるようになっている事。

3.鋳造時の確認

No 確 認 項 目 確 認 事 項
3-1 バルブ保護エアー 低速・高速時にエアーが供給され、高速増圧時にはエアーが停止しているか確認。高速増圧に切替えた時に残圧が残っていないか。
注:コック等で手動制御している場合は特に注意が必要
3-2 チップ潤滑の燃焼状態 注湯時にチップ潤滑の燃焼が少ないか(煙が少ない)。
3-3 バルブ周辺のガス漏れ 鋳造時にバルブPL面よりガスの抜けが少ないか(バリが出てないか)。
3-4 バルブ動作 型開き時にバルブが同時に開くのが良好状態
注:少しでも遅いとつまり始めている可能性あり。
3-5 真空吸引動作 ホースにガスが吸引されるか(参考:少し吸引の音がしてホースが縮む)。
3-6 真空吸引タイミング 真空吸引動作が射出音より早いか。

4.鋳造品の外観

No 確 認 項 目 確 認 事 項
4-1 バルブ排気溝の外観
4-2 外観確認(全体) 真空吸引の影響を見つける。

5.その他

No 確 認 項 目 確 認 事 項
5-1 金型温度 120℃以上

6.鋳造条件

No 確 認 項 目 確 認 事 項
6-1 真空吸引開始のタイミング
参考:高切り前0.4secが良い

※右図参考